生涯乙女宣言者であるひなぎくの読んだ本をご紹介★
乙女的ではない本もたくさんありますので
乙女ではない方にも楽しんでいただけると思います(•´ω`•)

伝記【ココ・シャネル】

 

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すごく読みやすい文章と

とても興味深い内容とで

すぐに読み終えることができました。

 

 

 

シャネルとは。

今や誰もが知るトップブランドで

上流階級のアイコン的存在。

 

そして本人も怒涛のように華やかに

そして優雅に人生を駆け抜けた

煌びやかな女王様のように見えますが、

彼女の幼少期は不遇そのものでした。

 

その時期、心に根付いた怒りが彼女を

駆り立て続けたように文中では描かれています。

 

人一倍働き続けた彼女。

 

もちろん彼女の成功は怒りのおかげだけではなく、

抜群のファッションセンスとひらめき、

そして何よりも時代の流行をつかむ

鋭敏な神経と商才の賜物でした。

 

美貌と、チャンスをつかむしたたかさも

大いに役立ったことでしょう。

 

何十年も前に考えられた彼女のスタイルは

今なおレトロではないです。

すべての時代の女性が、こぞってマネをします。

 

品が良く美しい。

それでいて普遍的で全女性が憧れる

ファッションを生み出す女神。

それがココ・シャネルです。

 

 

 

【目次】

序章 シャネル、七十一歳で不屈のカムバック

第1章 子ども時代をめぐる虚実の物語

第2章 人生の行路を変えた男、ボーイ・カペル

第3章 「皆殺しの天使」、女の服に革命を起こす

第4章 必要にかられ、無からモードを創造した

第5章 「シャネルNo.5」

第6章 リトルブラックドレス、デビュー

第7章 ウェストミンスター公爵との恋

第8章 白いドレス、ハリウッド進出

第9章 モードは変わる。スタイルは変わらない

巻末エッセイ 「そこから何を学ぶかを」(川上未映子)

 

巻末には年表があります。

時代に照らし合わせて彼女が何歳で

何を発明したかが一目瞭然です🎵

 

そう、発明。

彼女の生涯は発明続きでした。

 

 

それまでのコルセットと裾の長いドレスから

女性を解放したことや、乗馬の際に

女性なのにパンツスタイルになったことなどは

有名な話ですが、それだけではないのです。

 

今まで普通にあると思っていたものたちも

実は彼女が生み出したと知って改めて驚かされました。

 

 

★ゴテゴテとデコレーションされたものではなく

頭のサイズに合ったエレガントな帽子

 彼女はまず帽子屋さんを営んだのです。

 

★着やすくて安い服

 ジャージ素材、ニット素材などでポケット付きの服を発明

 それまではポケットなしのドレスが主流でした。

 ちなみに私も絶対にポケットを付けて洋裁をします。

 この小さな袋があるだけで便利さが桁違いですよね💕

 

★黒い服と白い服

 それまではお葬式のイメージしかなかった黒を

 一気にエレガントの骨頂に押し上げた

 「リトルブラックドレス」はシャネルの代名詞に。

 そして色が氾濫していたモード界の中で

 ”白は弱い”と敬遠されていましたが、

 彼女は白一色の服で誰よりも目立つということもしました。

 

★イミテーションの宝石

 本物の宝石にガラスのイミテーションを織り交ぜたり

 フェイクパールを作り出したのは彼女なのですって!

 

★ショルダーバッグ

 それまでの女性のバッグは小脇に抱える

 小さな小さなクラッチバッグでした。

 現代でいうパーティバッグですね。

 

 

こういう感じの・・・って安っ!!

買っておこうかなぁ・・・。

 

 女性の自立がめざましくなり、持ち物が

 口紅とハンカチだけでは間に合わなくなったので

 大きなバッグが必要になります。

 でもクラッチタイプだと片手がふさがれて不便。

 そこで兵士の雑のうをヒントに

 ショルダーバッグを考案

 紐だけではなくチェーンに紐を絡ませることで

 女性らしさを表現することも忘れない✨

 

★ロゴマーク

 それまで、ブランドのロゴが商品についていることは

 ありませんでした。

 シャネルのCCマークをバッグに配したのは画期的な

 発明だったのです。

 

★リップスティック

 それまでは紅筆で塗っていたのだと思います。

 簡単にリップを塗ることができるようにと

 リップスティックを発明

 シャネル様のおかげで簡単にリップをなおすことが

 できるのですね(•´ω`•)アリガタヤー

 

★シャネルNo.5

 今では洋服ブランドが香水を販売することは

 一般的になっていますが、それまでは専門の香水メゾンで

 販売されるのが普通でした。

 いくつか提示された試作品の中から

 ラッキーナンバーの「5番」の香水を迷わずチョイス。

 品名もそのままNo.5で販売。

 いうまでもなく大ヒットして現代もなお愛されている

 あの香水が誕生しました。

 

 

おそらくまだまだ彼女の発明品はあると思います。

固定観念にとらわれず、自由な発想で

自分がほしいものを次々に思いつき、

実際に作っていったという感じなのでしょう。

 

その発想力はすごいの一言。

まさに天才。

 

しかも突飛とも思えるそれらのアイテムを

エレガントに着こなして魅力的に見せたところが

彼女のセンスです。

そして彼女の美貌も一役買っていたことでしょう。

 

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なんとこれで御年56歳ですよ!!

美しいぃぃぃ!!

美魔女にも程がある。

下手したら20代ですよね??

フォトショじゃないよね??

 

 

彼女の生涯は映画のようでワクワクしました。

実際、映画にもなっていますしね(*´ェ`*)

また読みたくなったら購入しようと思います(´>∀<`)

 

 

最後に、気に入った彼女の名言を2つ。

「二十歳の顔は自然がくれたもの。

三十歳の顔は、あなたの生活によって刻まれる。

五十歳の顔には、あなた自身の価値があらわれる。」

「モードは変わる。スタイルは変わらない。」

 

 

 
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 シャネルさまの恋愛事情を中心とした映画です。

アメリで一躍有名になったオドレイ・トトゥちゃんが

とてもシャネルさまに似ていて

素敵な映画に仕上がっていました💗

 

ただ、革命的な部分ではなく嵐のような

恋愛ドラマ中心なので賛否は分かれると思います。

 

同年に発表された【ココ・シャネル】の方が

一般的な評価は良いようですが、

アメリカ映画特有の過剰な演出が

私にはちょっとうるさかったです。

フランス映画のさらっとしたストーリーの方が

しっくりきました。

オドレイちゃんの方がかわいいしね💕

これはもう、好みと慣れの問題だと思います。

 

 

 

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