生涯乙女宣言者であるひなぎくの読んだ本をご紹介★
乙女的ではない本もたくさんありますので
乙女ではない方にも楽しんでいただけると思います(•´ω`•)

ミステリー小説一気読みっ♪

古いミステリー小説がたくさん

旦那の本棚から出てきました。

人からもらったものの、まだ読んでいなかったそうです。

 

整理のために売るというので

その前に読んでしまおうと思って

一気に読みました。

 

順不同で読んだ作品をご紹介します🌟

 

 

 

 

 

奇抜な建物の発想が面白かったです。

見取り図もあるので位置関係がわかりやすいです。

トリックもわかりやすいです。

でも犯人は絶対に分からない。

これ、わかる人いるかなぁ(笑)。

そして警部補の妹がうるさい・・・。

 

“8の字形の屋敷”ゆえに案出された、不可解極まる連続殺人。速水警部補と推理マニアの彼の弟&妹の3人組が挑戦するが、真相は二転三転また逆転――。鬼才島田荘司氏に“本格ミステリー宣言”を書かしめた、2人目の大型新人の本格的にして異色、かつ絶妙のユーモアで味付けした傑作長編推理デビュー作!

 

 

 

 

 

山村美紗さんの作品って初めて読んだのですが

やっぱり面白いです。

さすがの安定感!

危なげなく読める、王道のミステリー小説です。

すごく土曜のお昼のミステリー感。

 

 

池上鮎子の恋人で新聞記者の北条が、デートから京都へ戻る新幹線の車中で毒殺された。鮎子は警察の事情聴収をうけた際、北条には京都に婚約者がいたと知らされ、衝撃と疑念をおぼえる。謎を追いはじめた彼女の前に次々意外な事実が広がる。そして北条が記者として追及していた巨大悪とは?トリック、構想とも卓抜の問題長編。

 

 

 

 

 

キャサリンシリーズ第二弾。大晦日の夜、キャサリン・ターナーと浜口一郎の2人はおけら詣りにやってきた人々でごった返す八坂神社にいた。大変な混雑のなかを2人は境内に向かって人波に押されながら歩いていたが、突然前方で悲鳴があがった。2人が駆けつけると,そこには20歳くらいの晴れ着姿の女性が倒れており、彼女の左胸には朱色の破魔矢が突き刺さっていた。

 

 

 
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これだけ電子書籍。

他はものすごく高いものしか

見つかりませんでした💦

 

犬神家に通じる雰囲気があって

やっぱり好きです(•´ω`•)

 

霧深いロンドンの街の片隅で秘密裡に進められたある計画。それは、莫大な資産家塙侯爵の息子で欧州留学中の安道を、思い通りに操れる偽者とすり替える畔沢大佐の陰謀だった。日本へ戻った偽安道は見事にその役柄をこなし、ライバルの晴道を押えて侯爵の信頼を勝ち取った。だが、その頃から偽安道に変化が生じた。大佐の命令に従わず、勝手な行動をとり始めたのだ。そして、あの忌まわしい老侯爵殺害事件が起きた……。横溝正史の異色長編ほか「孔雀夫人」を収録。

 

 

 

 

ラノベっぽい文章でなじみにくかったです。

主人公の推理がひたすら

滑りっぱなしというところは斬新でした。

 

この作品のあとで山村美紗さんの作品を

読んだので、山村先生の文章と展開の安定感を

一層強く感じました。

 

ラノベが苦手というわけではないのですが

普通の小説と思ってラノベっぽい文章だと

がっかりします。

旦那は「文章なんかどうでもいい。内容が大事!」

というので人それぞれなのですね。

(ちなみに旦那は未読)

 

早朝の教室で、高校生中町圭介は死んでいた。コピーの遺書が残り、窓もドアも閉ざしてある。しかも異様なことに四十八組あったはずの机と椅子が、すべて消えていた。級友工藤順也がその死の謎に迫るとき次々現れた驚愕すべき真相とは?精緻な構成に支えられた本格推理の力作。

 

 

 

途中から登場人物の相関やトリックが

急にややこしくなります。

ドラマで見ると分かりやすいのかなぁ。

でもお色気シーンが長くてくどいので

映像ではやっぱり見たくないかな💦

 

医科大助教授で監察医でもある紀原は、ひょんなことから行きずりの中国系米国人の美女と一夜を共にした。ところが数日後、その女が変死体で発見されたことから彼は殺人の嫌疑をかけられていまう。身の潔白を証明するために、真相究明にのりだす紀原。だが、彼が独自の捜査の果てにたどり着いたのは、殺された女と自分との意想外の接点だった。傑作長篇ミステリー。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

 

 

外国の犯罪組織や日本のやくざなどが出てきて

関係性がややこしくなってきます。

影刑事なんて設定、あり得るのかなぁ・・・。

銃まで携帯OKで。

古き良きハードボイルドなフィクション世界です。

 

面白いのですが、ややこしすぎて

殺人犯はこの人で、こっちの事件はこの人で・・・

え?動機は何だっけってなりがちです。

 

男くさい雰囲気が好きな人におすすめです。

 

元警視庁捜査四課の敏腕刑事・剣崎徹は、容疑者を誤殺したため、新宿署交通課で閑職に甘んじていた。だがある日、署長の柿沼より呼び出された剣崎は、かつての腕を買われ、極秘捜査を命じられることに―。最近歌舞伎町では外国人娼婦が相次いで猟奇的殺人事件に巻き込まれ、その捜査が難航しているというのだ。裏刑事として現場に戻った剣崎は、恐るべき犯人に肉薄するが…。傑作ハード・サスペンス。

 

 

すっごく時代を感じます。

80年代全開(笑)。

 

トリックは単純な私にも解けました。

そんなことあるかなぁ・・という方法です。

ミステリー研究部員が書いたのかなという印象でした。

 

・・・と思ってあとがきを見ると

ミステリーどころか小説も書いたことがない

人がいきなり書いた作品のようです。

そう考えるとものすごい才能だと思います。

 

しかし80年代の空気が気恥ずかしく、

ちょっとむずがゆくなりますので

もう読みたくないかな。

 

 

完璧の「密室」と「アリバイ」のもとで発生する、学生バンド“メイプル・リーフ”殺人劇――。「ミステリー史上に残ってしかるべき大胆なアイデア、ミステリーの原点」と島田荘司氏が激賞する、この恐るべき謎を、あなたの脳細胞は果して解けるか?待望久しかった大型新人の鮮烈かつ驚愕のデビュー作。

 

 

どうなるんだろうと続きが気になって

どんどん読み進めていきました。

よくできたストーリーで面白かったです。

 

Anotherの作者さんだったのですね。

(淡々と残酷なトラウマアニメなので

 

大人になってから観た方が良いですよ)

 

奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた四人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった。周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第三作、待望の新装改訂版。初期「新本格」を象徴する傑作。

 

 

 

ラストが衝撃。

そんな馬鹿な・・・!

そんなのあり??って感じです。

 

夢落ちの次に卑怯(笑)。

でもこの世界観、結構好きです。

ハマりそうです。

 

 

父が飛龍想一に遺した京都の屋敷―顔のないマネキン人形が邸内各所に佇む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読みはすでに始まっていた!?シリーズ中、ひときわ異彩を放つ第四の「館」、新装改訂版でここに。

 

 

アニメにするととても印象的な効果を

つけられそうな雰囲気のお話でした。

ラストが壮大。

 

トリックや犯人が分かっても

もう一度雰囲気を楽しむために

読みたいなぁと思うような作品でした。

 

 

鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島・十角館の惨劇を知る江南孝明は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!第45回日本推理作家協会賞に輝く不朽の名作、満を持しての新装改訂版。

 

 

 綾辻行人さんの作品は

この3冊しかありませんでした。

館シリーズを全部最初から読みたいと思って

図書館で調べたら20人以上の待ちありました!

 

1人当たり10日は返ってこないでしょうから

1年近く待つことに・・・笑。

もう買うー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結構ありますね💦

どうしようかなぁ・・・。

処分すると言っているのに

買い足してどうするって気もしないでもない。

 

後半、〇〇館という縛りに

苦しみ始めているのが

感じられるタイトルになっていますね。

 

 

 

 

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