生涯乙女宣言者であるひなぎくの読んだ本をご紹介★
乙女的ではない本もたくさんありますので
乙女ではない方にも楽しんでいただけると思います(•´ω`•)

食用油脂入門/食品知識ミニブックスシリーズ<新訂版>

食用油脂入門 ¥1296(Amazon)

 

先日、食用油に関するTV番組を見て

とても関心を持ったので入門書を読んでみました。

 

栄養学的な本ではなく

文字通り食用油脂に関する入門書です。

 

 

実は最初は栄養学的な本を探していたのですが

図書館のインターネット予約は本の画像がなく、

タイトルに頼るのみなのでまずは入門書を・・・と

予約したのがこの本でした。

 

本屋さんでなら手に取ることもなかったであろう本ですが

縁あって読むことができて良かったです。

タイトルだけで本を探す方法は普段出会わない本に

出会うきっかけになるので私は楽しんで使っています(笑)。

 

内容は、油の性質、製造方法、栄養価などなど・・・。

これが読んでみるととても興味深くて面白い!

 

 

中でも印象に残ったのが油の温度。

油は熱すれば熱するほど

温度がどんどん上昇するそうです。

水のように蒸発するわけではないのですね・・・。

 

そして油自体が発火する温度は

320度と案外低く、

調理中(約170度)から放置した場合、

なんと約10分で到達するそうです。

 

調理中にインターホンが鳴ったり

電話が鳴ったりすることって

日常的にありますよね。

 

ちょっとだからと火をつけたまま出て

うっかり長話になってしまうなんてことは

十分あり得る話なのでゾッとしました。

 

私の周りでも、実際に油から火が上って

マンションの天井を焦がした人がいました。

キッチンは丸焦げになったそうですが、

運よく大きな火事にはならずに済みました。

 

どうしてそんなことになったのか

話を聞いたときは理解できませんでしたが

この本を読んで、十分あり得ることだと思いました。

 

 

火事は家財道具・お金・思い出など全部を

焼きつくす最悪の災害です。

 

そんな火事と隣り合わせの油を

何も知らずに使っていたことが怖くなりました。

知らないということは恐ろしいことですね。

 

 

化学的な話や輸入量に関する話などもあるので

興味のないジャンルもありました。

 

どちらかというと油関係の商売をなさる方向けの

入門書のようにも思いましたが

一般人が読んでも十分に得るところのある

面白い一冊でした🎵

 


 

 

 

 

 

 

 

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