硝子のハンマー (角川文庫) [ 貴志祐介 ] |
密室で殺害された社長。
そして容疑者にされた専務。
専務の弁護を依頼された美人弁護士と
元泥棒の防犯コンサルタントとで
謎を解いていく正統派推理サスペンスです。
何度もあーでもない、こーでもないと
推理が失敗するのがとってもリアル。
「(盗みは良いけど)殺しはダメだ」
の線引きは賛否両論あるかも知れませんが
盗難を是正するものではなく
殺人者は何があっても救ってはならない
という作者の思いが込められたセリフかなぁと
感じました。
美人弁護士と防犯屋さんコンビの
やり取りが軽妙で面白いです。
ダン・ブラウンさんの場合は美女とのロマンスは
不要だと感じるのですが
この作品に関してはあって正解です✨
好き(•´ω`•)
これがなければすっごく辛気臭い
雰囲気になってしまうので
2人のやり取りに救われます。
このコンビでシリーズ化されている
ようですので次回の作品も読んでみたいです📚
狐火の家 (角川文庫) [ 貴志祐介 ] |
こちらが第2弾のようです。
旦那のお部屋にあったかなぁ・・。